人はひとりでは生きていけません


55歳と176日目のありがたい朝です。
今日はお昼から、リハビリです。
お留守番をよろしくです。
今日も佳き日で。


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まほがひとりぼっちなら、
課せられた難題を
乗り越えられませんでした。



家族や友だち
だれひとりもいなかったら、
今のまほは存在しませんでした。



がんばろう・・・という
気力がわかなかったと思います。
体が動かなくなったのですから、
寝ているしかありません。



本当にひとりぼっちなら、
「どうなろうと構わない」・・・
という気持ちだったはずです。


自分のことを誰かが
気に掛けてくれている。
忘れ去られたわけじゃない。
そう思うだけで、
人間ってのは力がわいてくるんだよ。
逆に、自分は独りぼっちだ、
誰からも見捨てられたと思いこんじまった患者には、
どんな高直な薬も錦の夜具も役にたたねえもんさ。
(ガールズ・ストーリー、あさのあつこ) 

本当に上記の言葉通りです。
自分はひとりぼっちだと
思いこんでいる人がいらっしゃったら、
それは違います。



あなたが知らないところで・・・
出会ったことがないだけで・・・
あなたのこと、応援している人がいるんです。



あなたが生きている・・・
この世に存在していることで、
周囲の人をしあわせにしているんです。



どうか、どうか、
そのことを忘れないでくださいね。



一所懸命に生きなならん。
恨みつらみは水に流し、
恩や情けを岩に刻んで
生きよなぞというのんは、
人生をなめくさっている人間の言うこっちゃ。
生きるいうことは、そないに甘いもんやない。
恨みつらみも、恩も情けも、
この先の長い人生の道を踏み惑わせる種に
なることに変わりはないんやで。
人はみな、やや子のようにまっさらな気持ちで、
たしかな一歩を踏まなあかん。
その一歩一歩が人生や。
月下の恋人、浅田次郎)  

理屈では、わかっていても、
心からわかるには、
ずいぶん時間が要る。
それが生身の人間だと思います。



恨む気持ちがあっても、
許せなくっても、生きていける。
悩む中で、自分がしあわせと思う生き方に、
自然とかわっていくのでしょうね。。。