いましておきたいことは?


わたしは未来を不安に思うのではなく、
「いま」を大事に生きましょうよと伝えています。



でも、元気な今だから
「未来」を考えることは大事だし、
考える頭があるうちに整理しておきたい、
準備しておきたい気持ちもあります。



それは、人間とは弱いと知ったからです。
なんでも動ける体があると、
自分は「強い人間」と錯覚してしまうんです。



わたしは、神さまでもないし、
人間はみんな弱いというのは
違っているかもしれません。
けれど、そういう風に思っていて、
落ち込むことはないと思うんです。



まず、元気な時に考えておきたいこと。
それは頭が壊れ、言葉をなくしたとき、
自分が愛する人に、何を伝えるか、どう伝えるかです。



わたしは、愛する人に、
「ありがとうございました。幸せでした」と伝えたい。
ブログでは感謝の想いを、書き遺しました。
(未来のあなたへ http://mahonoai.exblog.jp/i21/



では実際、
言葉をなくしたら、私はどうするか。
たぶん、首を下げ、深々とおじぎすると思います。
次に喜びを表すには、
ニコッとほほ笑むか、
相手の手を握るか、
相手に抱きつくか、
相手のほほに口づけする・・・
とおもいます。



お母さんねこは、子ねこを、舐めます。
それが愛情表現です。



いろんな感情を体の一部を使うと、
「口」というのは、とってもいい方法です。
わたしはひらがなの練習の時、
マジックのふたが手で開けられず、
口で開けていました。
また手が不自由なころは、
バナナの皮を口で剥いていました。
薬の袋も、手で切れないときは、歯でしたからね。
今は、薬の袋だけは手で開けられます。



お菓子の袋…これは、はさみがないと駄目ですわあ〜。
間食できないようにしてあるんかなあって。(わらい)



元気な時に、考えておくこと、大事です。
元気がなくなったときは、
何にも考えられず、現実のつらさに、
人間は押しつぶされちゃうんです。



まほの体験から、ちょっとつぶやいてみました。


わたしたちは年寄りかもしれないけど、
それがなんだっていうの。
それだけ、失うものが少ないってことでしょう。
それだけ、恐れるものが少ないってことでしょう!
若い人たちには、先に立つ者が必要かもしれない。
どうやって立ち上がり、自分の意見を示すのか、見せてやる者が。
だから、行きましょう!
まだ、それができるってことを見せてやりましょう。
これまで生きてきたのはむだじゃなかったということを見せてやりましょう。
老犬の中にもまだ、少しは闘志が残っているということを見せてやりましょう。
チョコレート・アンダーグラウンド、アレックス・シアラー)