あなたの今のお気持ちを抱きしめてあげてください


55歳と162日目の朝です。
早いですね。とうとう最後の連休となってしまいました。


早いと思った方も、
長くつらい日と感じた方もいらっしゃると思いますが、
2011年のそれぞれの日は2度とやってきません。


いつもやってくるのは新しい一日です。
楽しんだもん勝ちですよぅ。
昨日生まれた赤ちゃんでも、今日は2日目。
今生まれたばかりの赤ちゃんでも、明日は2日目ですからね。


一日というのは、わたしたちの気持ちにお構いなしで、
24時間って決まっています。
朝・昼・晩で三等分すると、無限大の可能性の「8」、
24時間の積も「8」、素晴らしい数字なんです。


5月5日のこどもの日。
レッツゴーゴーと参りましょ。
今日もみなさんにとって佳き日で。


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今日は「認めるということ」について、
おしゃべりしてみますね。
お時間がある方は、まほにお付き合いください。



わたしたちが不安になるのはなぜでしょうか?
わたしたちが悩むのはなぜでしょうか?
わたしたちが生きづらいのはなぜでしょうか?



それは、たぶん、現状を受け入れられない、
認められないからではないでしょうか?
(認めるとは http://mahonoai.exblog.jp/8624469/
だれでも予期しない悲しみに出合いますと、
すぐに受け入れられなくて当然なんですよね。




しかし、人間というのは、
その当たり前のことに、気づかず、
自分を責め出し、弱い自分はだめだと
思いこみます。



わたしもですね。
病気になり、何もできなくなったこと・・・
後悔でいっぱいになり、
自分を責め、泣いてばかりいました。



情けないほど、1年近くも腐っていました。
なんにも、なんにも楽しいことが
見つかりませんでした。
すぐに事実を、認められなかったのです。



10年経ちまして、
過去を冷静に振り返りますと、
この厳しくも悲しい事実を、
わたしは信じたくなかったのです。
夢だと思いたかったのです。



だから、だから、わたしの心は
折れそうにつらかったんです。



「覆水盆に返らず」です。
泣いていてもどうにもならない・・・と思えたとき、
自分の現状を受け入れ、認められた気がいたします。



「仕方がない」「前を向いて歩いていこう」と
思えたことで、いまのまほがあります。



そうです。
苦しかったのは、自分の現状をありのまま、
認められなかったからです。



弱いことは駄目じゃない、
弱くてもいいじゃないか。
出来ないことは駄目じゃない、
出来なくてもいいじゃないか。
歩けないことは駄目じゃない、
歩けなくてもいいじゃないか
・・・・・



そう思ったんです。
それからのわたしは、
「生きているだけでマルモウケ」の
人生を楽しく歩んでいますよ。



不安な気持ちを受け入れる。
悲しい気持ちを受け入れる。



もっとも大事にしなくちゃいけない、
あなたの気持ちをすべて受け入れてみてください。
ご自分が感じている気持ちを否定してばっかりだと、
苦しいですよ。



例えばですね。
「なぜ桜の花が咲かないんだ」と、
寒い冬に怒っても無理でしょ。
桜の花はあったかい春が来たら、
それを感じてつぼみが開きますでしょ。



人間の心も、桜のつぼみとおんなじ。
無理矢理、悲しみを忘れようとせずとも、
あなたにとっての、いい時期って
ちゃんときますからね。
今はあなたの悲しい、苦しい、つらいお気持ちを、
ありのまま抱きしめてあげてくださいね。



今の苦しみが、ちゃんと歓びの
うれし涙に代わりますから。
(先に喜びを知ったまほからのメッセージ)

人間って思いこみが激しいですね


記事の一覧は、こちら。ブログ開始、261日目。
タイトルクリックで過去記事も読めます。
http://d.hatena.ne.jp/maho2010/archive


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わたしたちは、どうして、生きづらくなるのか、
そのあたりを、まほの体験から
書いてみますね。



だれでも、この世に生まれた以上、
しあわせに生きたいと願いますね。



出来るなら、苦しく、つらい思いは、
したくありません。
大人になってきますと、知識も増え、
人間関係も複雑になってきます。



なぜなら、
人間はひとりで生きていけないからです。
どんなに有能な人でも、
ひとりでは生きていけないのです。



・・・しかし、人間というのは、
いろんな思いこみをします。
特に元気な体があり、
自由に動けますと、
ひとりで「生きてきた」と
勘違いするんです。
かつて、超健康体だった「まほ」が、
「生きている」と思っていたように。




大きな思いこみは、
自分ひとりで「生きている」と
思っていることのほかにもあります。



それは、「生きるとは楽なもの」・・・
そう思いこんでいる点です。



違いました。
必死で生きるということは
苦しいことなんです。
でも、その苦しさを乗り越えたときに、
歓びがあり、しあわせがあるんです。



お若い人は、よく言います。
「なにも出来ないのに、生きている資格がない」って。



そもそも資格がないと
生きていけんのですか?
そりゃあ、車の免許は持たないと
乗れませんよ。



資格なんて、生きるのに、イランです。
「しかく」じゃなくて「じかく(自覚)」が
あればいいんです。



しあわせに生きる・・・という
「自覚」さえあれば、
ちゃんと生きていけますよぅ。



うまくいくかどうか
という結果ではなく、
変化そのものがいいことなんだ
と考えてみましょう。

自分が変わるかもしれない、
未知の世界が開けるかもしれない、
新しい出会いがあるかもしれない
…すべていいことです。
変化を受け入れてはじめて、
その「いいこと」に近づけるんだ
と考えてみてください。

(「気持ちの整理」ができる人できない人、和田秀樹)