何か新しい種が心に撒かれたら…


55歳と181日目の朝です。(日記を書いた日数275日)
今日はお昼から、リハビリ。
腰をみてもらって、負担がかからないことをやってきますね。
踏ん張ってきますので、お留守番よろしくです。


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何か新しい種が
心に撒かれたら、
涙という水が
かけられるたびに、
大きく成長していく。
(ロングテール)

ロングテールさんの言葉が好きです。
ちゃんと確信をついているなあと、
病後12年目のまほは思います。



まほはイヤと言うほど泣きました。
超健康体とは真逆のからだになり、
もうどうしていいのかわかりませんでした。



でも家族にわめき散らさずにいたのは、
絶望だったのか・・・
いえ、違います。もうこれ以上、
情けない姿を子どもたちに見せたくない、
母親としての「プライド」だったと思います。



中学生と高校生のふたりの子どもに、
これ以上の悲しみを与えまいとする、
当時のまほが出来た、
たったひとつのやさしさでした。



子どもたちをも絶望させなかったこと、
いのちが助かり最大の親不孝をせずに済んだことは、
オーバーですが、まほの誇りです。



今なら、わかる気がするんです。
お若い方の苦しみやつらさが、
どんなに大きいか・・・。
そうして、こうしたいのに出来ない悪循環に、
ご自分を責め続け、さらに苦しくしていることを。



まほはあなたの心は救えない。
最後の最期まで踏ん張れるのは、あなたしかいないし、
あなたなら出来ると信じているんですよぅ。



だって、こんなに我慢のないまほが、
乗り越えられたんですよ。
あなたに出来ないわけないじゃないですか?



「まほさんは歳だからって?」



それなら、あなたはまほの歳まで生きて、
ご自分で証明してくださいな。
きっと、きっと、笑える日が来るんだから。。。