思い切り悲しんで泣いてください


55歳と189日目の朝です。(日記を書いた日数283日)
ちょっと、蒸しっとしてきましたが、
いい水曜日にしたいです。
一週間の真ん中…まほは好きですよ。
今日も仲良くしてください。


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むかしは
泣くんじゃないとか、
我慢が足らないこと、
弱いことがいけないことのように育ちました。
今もますますそうかな?



こんなに豊かになったのに、
こころの病が増え続けているのは、なぜでしょう?



その一因に、
悩みを我慢、ひとりで抱え込み、
泣きたいのに泣けない状態を
ためるからだとまず思うんです。



まほは40歳を過ぎて、
大きな壁とぶつかり、
すんなりいった入院生活ではありませんでした。


2年半という入院期間はいやでも、
自分の弱さを見つめずにはおけなかったし、
どうすることもできないことなら、
自分の心がその状態を受け入れたら、
苦しみは軽くなると知りました。



誰もが苦しいのはイヤで、
苦はない方がいいでしょう。
でも、苦があったから、こころは成長でき、
こうやってつぶやいておられるんだと思います。



苦しみのさなかでは思えない。
「なんでわたしなの?」
「わたしが何悪いことした?」でしたから。



でも、はっきりわかったんです。
神さまに選ばれたんだって。
生まれたときから病気や障害をもった人もいます。
そういう人々から、
わたしたちはやさしい心をいただいているのが
何よりの証拠。



強い人ばっかりだったら、
わたしたちがやさしい気持ちを
使うところなんてありませんよね。



弱いこと、出来ないこと、
ちっとも悪いことじゃない。
弱いからこそ、
悲しんでいる人の気持ちに近づけますもんね。



そうですね。
気持ちを吐き出したり、
思いっきり泣くと、こころが軽くなります。
まほは泣くこと、推奨しますよ。
泣ける人は幸せなんですよぅ。



「僕のどこにも仕掛けなんかないよ」
「それを見つけ出して生かすのは、
 神様じゃない。お前だよ。
 神様のお考えを表せるのは、
 人間なんだ。」
(猫を抱いて象と泳ぐ、小川洋子