なにがわかろうか?


人は自分の生きてきた年表を作る。



○年○月 学校卒業
○年○月 入社
○年○月 結婚
○年○月 出産
○年○月 退職
・・・



こんな風の略歴から、なにがわかろうか。
まず、その人の悩み苦しんだことはみえない。
すべて結果だ。


まほは、それより、
その人がどんな思いで、がんばって、
苦を乗り越えてきたか、
その人の魅力を知りたい。



今のまほには、
若いころのような価値観や、しあわせの定義はない。
どんなことがあっても生きていきたいし、
絶対、母より先には旅立てない、いや旅立たないんだ。



だから、結果より生きてきた過程を大事に、
生きられる感謝をこころに刻みこむ。



まほの愛する人や友を、軽く扱わないでほしい。
あなたがそうすれば、お若い人は、その通りにする。
歳を重ねることはすごいことなんだ。
更年期・おばさんとバカにするんじゃない。
若い人にお年寄りを敬うことを教えなきゃ。
教えるもなにも、あなたが率先し、
そういう気持ちでいなきゃあ。



あなたはいま、笑って楽しいかもしれない。
その陰で涙している人がいるのをご存知ですか?



まほの愛する人へ・・・
あなたはあなたの身体を大事にしてください。
まほのように、身体を壊したらだめ。
どうか、どうか、あなたのお心を大事に無理しないでください。



人というのは、
相手の欠点のために
人を嫌いになることはまずありません。
相手が無自覚に自分を傷つける言葉をいうなど、
自分に実害があったときに相手を嫌うのです。
(頭のいい大学四年間の生き方、和田秀樹