わたしの病気は・・・これだったんです


追記:別ブログ
(失敗したっていいのです。大事なのはそのあと http://mahonoai.exblog.jp/13720152/




55歳と310日目の朝です。
昨晩は『渡る世間は鬼ばかり』の最終回を見て、眠りました。
やはり、歳を重ね、人間はいいようにかわって行くんだと思いました。
若さゆえに怒れてきてしまったことも、
時間はやさしいなぁと思いました。



まほっちは五月(さつき)さんにはなれないけれど、
そんな風になれたらいいなあと思いました。
そのためにも自分を大事にし、
いいストレスをもって生活したいなぁ、
長生きしたいなぁと思いましたよ。



20代の人には20代の、80代の人には80代の想いがあるように、
まほはまほらしく、まほっちはまほっちらしく・・・できたらと思います。
「ありのまま生きる」ことにも、努力や辛抱が要ります。
ありのまま=わがまま・・・ではありません。
そうして苦や悩むことは、人生の最も良き師とも思うのです。



苦があることを、頭ごなしに不幸と決めつけたら、
さらに苦しむだけと分かってきた、まほっち。
苦は福門・・・呪文のように唱えると、ク・ク・クと笑えてきちゃうかな。。。



今日も佳き日で。



※追記
語弊があるといけません。
ありのまま=わがまま・・・ではありませんの
「わがまま」とはしたい放題ということです。
人の立場を思いやれない心・・・の意味を含みます。



☆-------------☆


本当に元は軽い病気のはずだったんです。(胆石から重症急性膵炎)
胆石が胆管に落ち、お腹はすい液の逆流で泥水状態。
当然すい液はすい臓を溶かし自己消化が始まっており、
開腹すると壊死していたそうです。
いのちが助かるのは2割、たとえ助かっても
廃人か、植物人間とまで言われていた重症患者。



病名は「重症性壊死性急性膵炎」(じゅうしょうせいえしせいきゅうせいすいえん)
という名の国指定の難病でした。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/119
すい臓はレントゲンでも写らないと聴いたので、
お医者さんにどのぐらい残っていますかと聞きましたら、
見えないけれど、インスリン注射を打たずにいいところを見ると、
切除した細胞が生き残っていたとしか考えられないと。
村上和雄さんがおっしゃる「サムシング・グレート」ですよね。




お腹をきれいにする治療が開腹手術したままでは、
痛みに耐えきれないと言うことで、
クスリで68日間眠らされていました。
その間にわたしの手足の筋肉はなくなっていました。
耳が悪くなったのは、たぶん命を助けるための
ありとあらゆる薬の副作用?で、いたしかたないです。
2年半(920日)の入院を終え退院し、今年で12年目。
干支がひとまわりしました。



ありがたいことに、すい臓がほとんどなくても8年持ちました。
これも奇跡だと思います。
2008年に検査入院時、尿の蓄積検査でインスリンの分泌が、
半減したため糖尿病発症になったそうです。
ほとんどない膵臓ですから投薬効果はなく、インスリン注射のお世話に。
朝夕の2回、わたしは手がふるうので、
家族にお腹に注射を打ってもらっています。



糖尿病に関してでしたら、かなり病院でも勉強し、
ビデオも見ましたし書物も読み、
血糖値の高くなる食材も研究しました。
ですから、糖尿病に関し不安な点は、なんなりと書きこんでくださいね。



摂取カロリーがキーです。お砂糖、油ものは極力控えています。
仕事に行っていないから出来るんですけどね。
歩くのは非常にいいです。
でもわたしは運動ができないので、食事療法のみに賭けました。
わたしが努力家だからではなく、
自分のスタイルに合った治療方法だったと言えます。
インスリン注射がなかったら、治療効果はありませんでした。
重症だからインスリン注射ではありません。
お薬が飲めない妊婦さんも使っています。(副作用がありません)



いっぱい後遺症が出たのですが、
副作用を「福」作用に変えるのが、まほっちのまほう・・・
生きられることへの感謝「ありがとう」なのです。。。