まほの安らぎ(まほの思い)


いまの何気ない暮らし・・・かな。
朝が来て、目覚め、
夜が来て、暗ければ灯りがともる。
おなかがすけばご飯が食べられる。
寒ければ、エアコンをいれられる。
のどが乾けば水が飲める。
トイレに行けば用が足せる。
外の景色や自分の顔がみえる。
・・・
いっぱいある自由に、「ありがとう」だよ。


まほは正しい理屈や論理だけでは、安心できない。
そんなことでは安心は持てない。


医学的には正しいことだったかもしれないけれど、
脳内科の先生の「お気の毒に」と言う言葉に絶望した。
嘘でも、歩けるようになるには
寝ていた三倍はかかると言った看護師さんの言葉に希望がわいた。


人間のこころは、自分自身が
信じるか、疑うかで、安心度は変わる。


いままで、普通に生活できていたのはなぜだ?
安心して暮らせたからじゃないの?


いま、天災があって、原発の事故が起きて、
大騒ぎになった問題があるよね。
「だからこんなに危ないものを作って、だまされ続けた」って騒ぐけど、
みんなその恩恵受けて暮らしてきたんじゃないの?


ほとんどの人が安心して、恵まれた生活ができていたんじゃないの?
そのことを忘れ、「だまされた」と言い続けるだけで、いいの?


まずはこの緊急事態の終結
いのちがけで仕事をしてくれている人を応援するのが先じゃないの?
それからだよ。
みんながこの教訓を生かし、
安心できる日本に再生していくのは。


東北の人は、「海のせい」とは言わなかった。
いままで、海のおかげで魚がとれ、生活できてきたという感謝が根深い。


わたしもね。
あったり前に思ってきてた「足」に感謝してる。
43年間働きどおしで、わたしに自由をくれていた。
歩けなくなったからって、見捨てないよぅ。
愛おしい足に変わりはないもん。


あし・・・プラス思考で一文字足そう。
「あした」と言う言葉に未来を託したい。。。



「見方を代えて味方に」


歩けなくなったと
嘆くな
不自由な人の気持ちが
体験できると
よろこべ


握力が
ないことを嘆くな
行儀が悪くても
大目に見てもらえると
よろこべ


しゃべりかたが
子どもみたいだと嘆くな
気持ちが伝えられることを
よろこべ


耳が
聴こえないと嘆くな
雑音に惑わされないことを
よろこべ


家事が
できないと嘆くな
助けてくれる人がいることを
よろこべ


障害を
もったことを嘆くな
人生を続けられることを
よろこべ


そうして
そうして
最期に
わらって
「ありがとう」が言える
人間になれ



2009.04.12  まほ