リハビリ記録(2011.06.09)


リハビリ記録 2011.06.09 (2011年20回目)


★腰痛のため、車いすに座ったまま、手足のマッサージ。



車いすのまま、電気を腰に当ててもらう。
 感想を聞かれるも正直わからない。
 きっと痛みを抑えるものかもだけど、
 すぐに実感できるものでもないみたいに思う。
 シップも効いているかというと厳密には分からない。
 安心感はあるようだ。



★歩行器でリハビリ室から外の廊下へ。
 歩く分にはいいと思っていたけれど、歩きだすと多少腰に響く。
 でもそんなの大した痛みじゃないから続行。
 60メートルは歩けたと思う。(累計歩行距離86015メートル)



★腰痛が引くまで、作業療法になる。
 ○粘土のかたまりにサランラップが掛けてある。
 その上を高さ30センチぐらいの棒を立てて使い、ひろげて、
 15センチぐらいに伸ばすというもの。片手しか使えない。
 左手は握力がないので力が入らない。右手でも棒でたたけない。
 押さえて伸ばすといった具合でしょうか?
 粘土を棒で叩いて、面積を広げていくのだけど、棒を握る高さで、
 力の入り具合も違う。下を握った方がいいのだけど、そうすると、
 上の部分がふらつき、自分の頭をたたくことになる。
 それでも、なんとか精いっぱいやって、12センチまで伸ばせた。
 よだれが出そうになるけれど、こういうこと意外と好きかもしれない。
 幼児が夢中になる気持ちがわかる。3歳児と一緒だと思った。

 

 ○次は粘土のかたまりを転がし、まるにしていくという作業。
 これはかなり高度である。
 なにしろ「サヨナラ」の時の手が振れないぐらい、動きが悪い。
 なんとか、先生の手を重ねてもらって、まるくした。
 円を描く手の動きは、家でも練習してみた。
 大きい粘土をまるにするのは難しかったけれど、
 小さいものなら少しはできた。





作業療法の感想
 車いすに座ってだけど、普段使わない手作業で、翌日筋肉痛。
 考えてみれば、腕を下げることはあっても、
 上に持っていくことはしない。
 コツコツがんばろうと思う。
 粘土伸ばしは15センチを達成したいと思う。
  


 朝ドラ『おひさま』で我慢「できるか」「できないか」というより、
 「するか」「しないか」の時代だったというセリフがあった。
 痛みにしろ、苦にしろ、我慢できるかどうかじゃなく、
 受け入れられるか、どうかだけかもしれない。
 そういう意味でも、できないことに対し、
 「する」という思いは大事な気がする。
 「する」と自分が決意しないことには、
 なにも変わっていかないのでしょう。



ひとにはそれぞれの
「こだわり」があるのだ...
その「こだわり」をうまく
発揮できる場を見つけたひとは、
幸せな一生を送ることが
できるのかもしれない。
他のひとからその境遇を
どう見られようとも。

(桃色トワイライト、三浦しをん)